々上陸の地

神々上陸の地・新潟県長岡市にある、当館「お宿まつや」。ここにはある伝説が眠っています。
今や数々のゲームに登場するキャラクターとなった「八百比丘尼(はっぴゃくびくに)」、その生家とされる野積の金五郎、旧家高津家がここ、まつやなのです。

「八百比丘尼の伝説」とは、今から二千年前のお話です。
弥彦の神様が野積の地に上陸し、金五郎ら三人にご馳走をふるまいます。
そして、土産物として竜宮でも珍しい九穴の貝が出されました。
得体の知れぬ様相に、「気味が悪い」と他の二人は捨ててしまいますが、金五郎だけは戸棚の奥にそっとしまいました。

八百比丘尼

翌朝金五郎が外出中、一人娘は戸棚の奥にある箱を見つけて、一口二口なめ…あまりに美味しくて、全部平らげてしまったのです。
するともともと器量が良かった娘はさらに美しくなりました。
17歳で嫁入りしますが、それから何十年経っても、17歳の娘のように真っ白な美しい肌をしていました。
夫に先立たれてしまった娘は、その後何度も嫁入りしますが、みな年老いて死んでしまいます。
嘆き悲しんだ娘は五百歳になった時、比丘尼となって仏教修行の道を選ぶのです。
娘は村を発つ時家の前に松を植え「この松が生きている間は私もどこかで生きている。」と言い放ち、全国を旅し、人々の平和と安泰を祈りました。

八百比丘尼が植えた老松
八百比丘尼が植えた老松
八百比丘尼が植えた老松

まつやの前庭には、八百比丘尼が植えた老松が今でも美しく佇んでいます。
また、物語にも登場する九穴の貝は、現在もお宿まつやで保管しております。
世の女性が憧れる、永遠の美貌と若さ。この八百比丘尼の松が今も残る伝説ゆかりの当館に泊まれば、そのご利益にありつけるかもしれません。

茅葺屋根の古民家
遊歩道

歴史情緒ある茅葺屋根の古民家で、田舎に帰ってきたような、タイムスリップしたような気分に。
外の休憩処や遊歩道では、八百比丘尼の伝説の老松を眺めることが出来ます。

展示品
展示品
展示品
展示品

八百比丘尼の伝説以外にも、当館では歴史を超える数々の品物を展示しております。
どこか懐かしい、日本の情景をお楽しみください。

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